1 基本方針

  1. 個性・能力の伸長を図り、自己実現に向け努力しようとする態度を養う。
  2. 集団活動の中で、喜びや苦しみなどを分かち合うことにより、所属感と連帯感を育てる。

2 指導の重点と手だて

期間指導の重点手立て
4月~6月 組織の一員としての自覚をもたせ、社会性を培う。 望ましい縦・横の人間関係を築くことができるように指導・助言する。マナーやあいさつなどの指導を徹底する。
6月~10月 継続的な練習への取組により、心身を鍛える。 生徒一人一人の参加状況を把握し、積極的に参加することができるよう指導・助言する。
11月~3月 自らの目標に向かい、努力する心を育てる。 シーズンを振り返り、反省・目標設定・計画・実行ができるように指導・助言する。
通年 学校生活の向上に努める。 学年部・学習指導部・生徒指導部と連携し、方針の共通理解を図り、指導にあたる。

3 指導上の共通事項

  1. 部の目標や個人の課題を明確にする。その上で、目標達成や課題克服のための方策を探る。
  2. 対外練習試合を積極的に行い、生徒の視野を広げ、意欲的な活動を促す。
  3. 規律ある活動を通して、望ましい生活習慣の確立を図る。
     ・あいさつの励行 ・準備や後片付けの公平さ
     ・服装・素早い行動 ・登下校の安全やマナー
  4. 先輩、後輩の正しい関係を育成するために、言葉遣い、返事、礼儀などの指導を徹底する。
  5. 遠征時には次の点に留意する。
     ・交通機関の利用方法とマナー ・各会場でのあいさつとマナー
  6. 施設や用具を大切に扱う。
  7. 部活と学習の両立を目指す。

4 部活動一覧

  • 陸上競技(水泳) スキー(アルペン・クロカン)
  • 野球
  • バスケットボール
  • バレーボール
  • ソフトテニス
  • 卓球
  • 吹奏楽
  • 文化

5 方針

  1. 任意制とする。
    ※ 希望しない場合は、保護者や顧問、学級担任と放課後や休日の過ごし方についてよく相談の上、入部しないことを認める。
  2. 原則として三年間同じ部で活動する。ただし、事情により転部を認める。
  3. 長期無断欠席や学校生活に問題があり、改善されない場合は、保護者や顧問、学級担任と放課後や休日の過ごし方についてよく相談の上、退部を認める。

6 活動のきまり

1 活動時間

期間活動終了時刻下校完了時刻
夏季(4月から新人戦) 17:30 17:45
冬季(新人戦から3月末まで) 17:00 17:15

※下校時刻は活動終了15分後とする。その15分後には校地外に出ること。
※バス通学の生徒が路線バスで帰れるように配慮する。

2 活動場所

《夏季》陸上スキー・野球はグラウンド、テニスはテニスコート、バスケットは2体、バレー・卓球は1体、吹奏楽は音楽室・各教室、文化は美術室を基本とする。
《冬季》冬季の活動場所は別に定める。

3 朝練習、延長練習

  • 実施にあたっては、朝練習、延長練習計画を学校長に提出し承認を得て、保護者の応諾書を受ける。
  • 練習計画に従い、直接顧問が監督する。

4 活動停止

  • 定期テスト前の5日間は、活動を停止する。
  • 職員会議、職員研修、全校生徒による活動がある日は、活動を停止する。
  • 学校生活や下校時刻を守らないなど、活動状況が悪い部は活動停止とする場合がある。
    ※南魚沼郡市校長会「部活動の休止日」についての申し合わせ事項
    ・夏季休業中及び11~3月は原則として、週2回の休止日を設ける。なお、この週2回の休止日のうち、1回は週休日とする(土、日曜日のいずれか)。
  • 4~10月は週休日にかかわらず、原則として週1回の休止日を設ける。
  • 上記以外の週休日・休日等については、各学校の裁量とする。また、スキー部のシーズン中の部活動実施日については、上記によらず各学校の裁量とする。
  • 長期休業中は原則として、土、日を休止日とする。
  • 11~3月は原則として、月曜日と土、日のいずれかを休止日とする。
  • 4~10月は原則として、月曜日を休止日とする。

5 遠征

  • 大会に参加する場合は、参加承認を得てから申し込みをすること。
  • 大会、練習試合に参加する場合、必ず引率計画を校長、教頭、教務、事務に提出し、校務センター黒板に掲示する。
  • スクールバスなどを利用する場合は、早めにバス予約表に記入し、届けを提出する。
  • 遠征費については、PTA費、後援会費から支出する。

6 その他

  • 顧問のいない場合は、できるだけ活動をしない。
  • 活動の服装は、学校指定の体操着、または各部のユニフォームとする。
  • 下校の時は体操着のままでよい。朝練習のある場合でも制服で登校し、活動終了後、制服に着替えて教室に行くこと。
  • 活動場所にカバンなどの荷物を持っていき、そのまま帰宅できるようにする。(玄関に置かない、教室に戻らない、貴重品の管理に注意する)
  • 活動場所の後片付け・施錠を必ず行い、顧問が確認する。
  • 大会等でのドリンクは、水筒かタオルを巻いたペットボトルとする。
  • やむを得ない事情で転部を希望する場合は、学級担任と現・次顧問及び保護者とよく相談し、転部届けを提出する。
  • 夏季~冬季の移行は、原則として2学期中間テストから~新年度開始までを冬季部として活動する。ただし、3年生は夏季部引退次第冬季部の活動に入る。

※1年生仮入部期間の申し合わせ事項

  1. 生徒会入会式の日は見学、翌日から部集会前日までを体験入部期間とする。
  2. 体験入部する場合は、顧問と部長に断り許可を受ける。
  3. 体験入部した場合は、部の一員として真剣に活動する。
     (練習内容については、顧問・部長の指示に従う)
     (1日の中で複数の部を行き来することはできない)
  4. 日曜日の練習については希望制とするが、積極的に参加する。
  5. 用具の購入は、部集会後に様子を見て、各顧問から適切な指示を出す。