湯沢学園

 湯沢小学校のある湯沢町は、苗場山や平標山に代表される山々に囲まれ、清津川や魚野川という河川の源流部に位置し、豊富な温泉や豊かな自然に恵まれた町です。上越線や上越新幹線、国道17号線や関越自動車道など交通網の整備により、関東地方と新潟県を結ぶ交通の要所となっています。豊かな自然の中、温泉やウインタースポーツ、登山などのアウトドアレジャーが楽しめる観光地として人気を集めています。
 湯沢小学校は、明治8年に第6大学区新潟県管内第6中学区第12番小学湯沢校として設立されました。そこからいくつかの校名変更を経て、昭和22年の6・3制の施行とともに、湯沢村立湯沢小学校、そして、昭和29年の町村合併により、湯沢町立湯沢小学校へと校名を変更しました。平成26年4月には、町内の5つの小学校(三国小学校、三俣小学校、土樽小学校、神立小学校、湯沢小学校)が統合し、湯沢学園の校舎棟完成とともに、湯沢中学校と一体となった小中一貫教育が開始されました。また、平成28年4月には、湯沢認定こども園が開園し、保小中一貫の教育がスタートしました。
 湯沢学園の教育目標「人を想い、我を磨く」のもと、湯沢認定こども園・湯沢小学校・湯沢中学校と連続性のある学びを創ることを大切にしています。また、オール湯沢の支援を受け、「湯沢町を誇りに思い、次代を担う、たくましく生きる子ども」の育成を目指し、保護者・地域の皆様とともにキャリア教育を推進しています。全国的にも稀な保小中一貫教育ができる環境を生かし、15年間の真ん中の部分を占める小学校6年間の教育活動を充実させ、子どもたち一人一人が生き生きと学校生活が送れるよう職員一同努めてまいります。
 皆様の御支援と御協力をどうぞよろしくお願いいたします。

湯沢小学校長 中沢 功